プロフィール

沖 勝久(おき かつひさ)

1971年生まれ 大宮市(現さいたま市)出身

井本整体認定体操指導者

学生時代スポーツをやっていて怪我がちだった事もあり、地元の治療院に通っていて漠然とではありましたが、治療家になることに興味を持ちました。

しかしその後普通にサラリーマンになり、治療家になることなどすっかり忘れて仕事にかかりきりになっていました。

あるとき友人が主宰している舞台を観にいって、観る毎にキャリアを積みながら上達していく友人が羨ましく感じました。

それと同時に現在の自分に疑問がわいてきてしまい、学生のときの治療家になるという事を思い出し仕事をやめてしまい、その後専門学校に入学しました。

井本整体との出逢い

専門学校在学中に友人から薦められたのが井本邦昭先生著「整体法②ー健康の元は腹にあり!」でした。

特に風邪の経過の仕方や効能の所で共感した事が強く印象に残りました。

それは私が20歳前後の頃、風邪で40度以上の熱を出して苦しかったのですが、終わった後の体の軽さにとても驚き今までに味わった事のない感覚でした。

なので、その事を分かる人がいるんだと思い嬉しかったのです。

その後専門学校を卒業し、治療院に就職しました。

そして1年程経ってからもっと人を観る方法を知りたい、しっかり自分で判断する根拠が欲しいと思い1998年10月に井本整体初等講座に申し込みました。

井本整体に入門

その当時は”入学”というより、文字通り”入門”が当てはまる道場という雰囲気でした。

講義中は正座、練習ではお互いに礼をして始めるなど、命に対する考え方や礼儀作法もあわせて学びます。

はじめに難儀したのは正座でした。実生活の中でほとんど正座をしていなかったので、大変こたえました。

その当時の私の写真が機関紙に載っていますが、腰が下がっていてとても正座が出来る体型ではありませんでした。

それでも何とか講座についていって、次々に新しいことを学んでいきその度に壁にぶつかっていました。

ですので、お正月やお盆などの特別講座は仕事の休みを調整して出席していました。どんどん整体の練習にのめりこんでいき生活の中心になっていきました。

そして初等・中等・高等講座を修了しプロ養成講座に進みました。

開業

プロ養成講座に進み、3年ほど経った2003年3月に現在の場所で開業しました。

その後、2005年3月から井本整体の体操指導者に任命され、道場で後輩の指導や一般の方への整体体操の普及や指導を行いました。

2008年から道場を離れました。現在は教わる事はなくなりましたが、常に自分の技術を見直しています。

整体の技術は”これで完成”という事はなく、自分の体の変化によって同じ事でも新たに気づいたり、深みを増しますので、終わりがありません。

まだまだ至らないところがあるとは思いますが、日々精進し、一人でも多くの方のお役に立ってまいります。宜しくお願い致します。